ともに行政書士事務所・ともに不動産のブログ/岡山市南区 2021年12月
    fc2ブログ

    *All archives   *Admin

    2021.12.05 (Sun)

    コンパクト化

    仕事上、農地に関わることがあるのですが
    法律等で規制されている為農地は結構大変な地域です。
    農地では農業をして欲しい(特に優良な農地は)という制度になっている為、
    それ以外の用途に利用しようとすると難しい事が多いです。
    不動産業者からすると取引上ややこしいことが多い上に価格も安いため
    商売上好んで関わりたくないというところが多いのではないでしょうか。

    先日所属する宅建協会の会合があり参加した際、
    倉敷市の50戸連たん制度(建築物がある程度の間隔である場合、
    郊外でも建築物の建築を許可できる制度)廃止の話題になりました。
    このような土地は農地であることが多くややこしい地域ではあっても
    不動産取引の可能性が狭まるのはあまりうれしくない話の為
    協会は反対意見を出したそうです。
    しかしながら市がほぼ予定通り進めるということになったので不満をのべていました。

    人口が減少する中コンパクトシティにより郊外の開発を抑制することは理解できるので、
    個人的にはしょうがないのかなと感じてはいます。
    一方で取引が抑制される、特に郊外の取引を行う関係業者が面白くないのも理解できます。

    最近18歳以下への現金給付等少子化対策に力が入ってきたように思いますが
    年配の方の人口が多い上、若い人の方が投票率が少ないため
    高齢者優先の政策が優先されがちな要素が有る中、
    少子化が改善し人口が増えれば郊外の開発も進める政策にはなると思いますが、
    当面の流れはコンパクト化優勢かも知れません。

    「コンパクトシティ→郊外に広がった産業や生活機能を一定の範囲内に集中させるという構想。公共施設や道路、上下水道の整備など社会資本の維持管理費用の負担をコンパクトにすることで減らすことを目指す。利便性の向上・時間の節約というメリットが考えられる一方で、農業や林業に関わる人が郊外に残るとその人たちの維持管理負担が増す可能性がある。」


    深山公園 公園
    深山公園 池
     ↑上記2枚 先日行った玉野市深山公園の写真


    岡山市南区の不動産仲介会社
    株式会社ともに不動産

    岡山市南区の行政書士事務所
    ともに行政書士事務所




    10:06  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
     | BLOGTOP |